たまりば

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桜田門外の変・・・・・・・・?



この光景は、かの舞台のようですが・・・。
桜田門外の変は 147年前、1860年 3月3日(ただし新暦でいえば3/24です)に起こりました。
当日もこのように大雪の日で、当時の江戸の人々もこの大雪は「前代未聞」と、かなり驚いていたようです。

しかし、この風景は桜田門外ではありません。後方にかすかに幟旗が見えます。 そうです。 ここは実は昨日3月9日の上田城です。
この時期での大雪には現代の東京人も、びっくりしました。 それにしても行ったからには行くところは行きますと、
お城を見学するために歩いて来ました。

で、今年のブームは何といっても、この 六文銭 ですね。 NHK大河ドラマの影響は絶大なるものがありますね。
上田城には、早速 大河ドラマ館という資料館が建てられ、多くの人で賑わっていました。

この旗印こそ、真田幸村です。

観光旅行で雪に降られるなんてことは珍しいのですが、3月の中旬でこんなに降るとは・・・・。
しかし、それも思い出に残る旅行となりました。

上田に向かう途中では、世界遺産の「富岡製糸場」を見学しました。規模としては世界に名だたる製糸場であったとのことで
当時としては世界に誇るものだったのでしょうが、今の見学コースとしては、見どころをきちんと整理していない感がありました。
繰糸機はビニールで覆われているし、そこ以外はレンガの外観だけを見るようなコースでした。
観光客が激増している時期ですから、観光コースをもっと整理し、充実させるべきかと・・・・・。

明治政府は製糸のために外国人指導者としてフランス人のポール・ブリュナを雇い、フランスから製糸場に必要となる
技術者を連れてきたり、洋式の器械を日本人の体格に合うように改良したものを注文して取り寄せました。
そして見学コースにある外観のひとつ、この建物もフランス風の影響で屋根瓦はフランス式に組み立てられているとのことです。
瓦のサイズが一定ではないのが、特長とのことです。