たまりば

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11月26.27日は府中市恒例 つながりフェスタ



来月は府中市「つながりフェスタ」(市民協働まつり)です。
昨年発足した、市民が協働して盛り上げる市民のためのお祭りが「つながりフェスタ」です。
府中駅前グリーンプラザ会場を中心ににぎやかなイベントが開催されます。

詳細は近々各所にポスターが掲載されて広報宣伝されることと思いますが・・・・。
市民団体がいろいろな趣向を凝らして盛り上げるために準備をしています。


その時に、わが団体も「甲冑隊」として、鎧兜に身を固めた武将隊として登場する予定です。
工作用の厚紙一枚から、すべての工程を手作りで取り組んで来た「甲冑一式」を
身に着けて会場を練り歩くきます。
製作もいよいよ大詰めで・・・、現在はこの段階まで辿り着きました。
これは、腹部と背面部を「胴」の部分です。
まだ未完成ですが、ひとつずつ穴をあけて、赤糸で刺していきます。

これは大腿部を守る「草摺 くさずり 」という部分です。 

これを前面・後面・中央面と、丁寧に丁寧に組み上げていきます。

全体の部品を仕上げるまでには200時間以上かかります。

先を考えると地道で細かい作業で気が遠くなりそうですが、
しかし、完成時の喜びは想像を超えるようで
それを夢見て?頑張っています。

フェスタの当日までには完成しますので、是非とも 見に来てください。






  • 府中に甲冑武将隊が・・・・、いま鎧・兜を手作りしています。




    現在、府中駅前のグリーンプラザで、甲冑の手作りをしています。
    完成までに半年掛りで、現在はまだまだ部品製作の状態で、


    この紙製の部品に木工ボンド2回、水性塗料3回の重ね塗りをして、金属そっくりの風合いを出します。


    金属的になったら、真田糸のような幅広の糸(縅・おどし)で編んで行きます。(冒頭の写真です)

    糸(縅:おどし)で編むと、本物そっくりの風格が漂います。糸で編まないところは特殊な布を張ります。戦国時代は革張りだった部分です。
    この方法で袖の部分や草摺(くさずり: 腰の周囲を守る部分)脛当なども、一点一点、ボール紙を裁断しながら作ります。

    最終的には、このような兜も紙を貼り合わせて・ボンド塗り・ペイント塗りと、尋常ではない手間暇をかけて作り込んで行きます。
    少なくとも、指導を受ける時間を除いて、自宅で200時間以上の取り組みが必要です。先を考えると、気が遠くなるような作業ですが、完成すると、


    これとほとんど同じような甲冑が自分のものになります。家宝にしても良い貴重な作品です。

    完成すると、多くの可能性が広がって来ます。
    まずは、これを着用して、全国あちこちの武者行列に参加出来ます。甲冑を身に着けると、如何にも強くなった感じがして、心も大きくなります。

    将来は公式に甲冑武将隊を発足させて、鎧兜を身に着けて剣舞などのパフォーマンスが出来るようになりたいと思っております。

    さらにはいろいろなイベントの「賑やかし」だとか、ホテルなどの客寄せに呼んでもらえるようになれば・・・と、
    思い、気の遠くなる作業を楽しむために製作に専念すると同時に、甲冑での演技も学んでいます。
    仲間が増えてくれることを願いつつ・・・・・。