羅生門の舞台です│府中そうしん:地域にデビュー第一歩、市民と市民が手をつなぐ 

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羅生門の舞台です

羅生門の舞台です

この山門は黒澤明監督の「羅生門」のロケ地になったところで、日本海軍の東郷元帥を祀ったお寺です。京王線・多摩霊園駅から徒歩5分くらいのところにあります。桜が咲く頃になると、見事な風景が見られます。                       しかし、ここを通る度に気になるのですが、ここにはかなりの数の看板が立てられています。     その内容は1枚ごとに「関係者以外墓地への立ち入り禁止」 「当山関係者以外の車両立ち入り禁止」 「駐車禁止」 「自転車、自動二輪車、自動車、三輪車、乳母車等の乗り入れ禁止」 「犬の出入りをお断りします」 「飲食物の持ち込み禁止」 「檀家以外の車両の進入禁止」 「飲食物の持ち込み禁止、トイレは済ませて来てください」 と、禁止禁止のオンパレードといった感があります。確かに勝手に入って来て、大声を出したり、ゴミを捨てたり、トイレを使用されたりすれば迷惑かも知れません。

羅生門の舞台です


 しかし、素朴に感じるのですが、お寺や神社は、敬虔な気持ちでお参りに来るところ。本来ならば、どなたでもお参りに来るのは大歓迎と、庶民を救うべく誰でも迎い入れる包容力があるものだと思っていました。                       一歩敷地に入ろうとする山門前に、これだけ禁止の文字が並んでいると、如何にも排他的で「あまり来て欲しくない」とさえ感じてしまいます。     決してそういうつもりではないのでしょうが、これでは通りがかりにお参りをして見ようという気はそがれてしまうのではないかと気になってしまいます。                             最近、いろいろなところでスマートな看板を見かけます。「トイレを汚すな!」ではなく、「いつもきれいに使用して頂いてありがとうございます」と。こういう表示があれば、決して汚せなくなります。 「北風と太陽」の寓話を活かした、心地よい注意喚起の方法だと思います。少しだけ発想の転換をするとイメージが大きく変わるような気がするのですが・・・・。



  • Posted by soushin2 at 18:58  
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