たまりば

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2017年05月01日

新緑がまぶしい季節になって来ました。



新緑が美しいこの景色はどこかわかりますか?



この景色の対岸はこんな立派なお城です。ここはNHK大河ドラマにも登場する名城 彦根城 です。



もう少し近づいてみると、何やら看板が見えて来ました。「埋木舎」と書いてあります。



 ここは井伊家の十四男として生まれた井伊直弼が13代彦根藩主となるまでの不遇の時期、天保2年(1831年)以後15年を過ごした屋敷として有名で、「埋木舎」は直弼の命名という。敷地は国の特別史跡「彦根城跡」に含まれるといいます。



 彦根藩主の十四男として生まれた井伊直弼は5歳のとき母を失い、17歳のとき隠居していた父井伊直中(11代藩主)が亡くなり、弟の井伊直恭とともにこの控え屋敷(尾末町御屋敷、北の御屋敷)に入りました。300俵の捨扶持の部屋住みの身分でした。3年余りして直弼20歳のとき、養子縁組の話があるというので弟とともに江戸に出向きますが、決まったのは弟の縁組(直恭は日向国延岡藩内藤家7万石の養子となる)だけで、直弼には期待むなしく養子の話はありませんでした。直弼はしばらく江戸にいましたが彦根に帰り、次のような歌を詠みます。
【世の中を よそに見つつも うもれ木の 埋もれておらむ 心なき身は】
自らを花の咲くこともない(世に出ることもない)埋もれ木と同じだとして、逆境に安住の地を求めてその居宅を「埋木舎」と名づけ、それでも自分には「為すべき業」があると精進の日々を過ごしたのでした。

 彦根駅の方に向かう途中に、お濠沿いにこの史跡があります。ちょっと足を伸ばして、このような名所を覗いてみては如何でしょうか。




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