たまりば

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府中を歩く 男の・・・


男の料理に行って来ました。メニューは押し寿司と三色団子でしたが、その実態は・・・?
指導者と受講者の会話、以下のとおり。  女性指導者(以下「指」)     受講者(以下「受」)   
(指)「今日は三色団子をつくります。砂糖と上新粉は混ぜて来ましたから、計量カップで計って、水をいれ溶いてください。」    (受)「水180ccって、書いてあるけど、この粉量では多すぎないかね?」  (指)「大丈夫、大丈夫、後でレンジでチンしますから固まります。」  (受)「水を入れて見たけど、どう見ても多過ぎだね。甘酒みたいにひたひたになってるよ。これで団子に丸められるの?」  (指)「では、チンしてください。時間は3分で」  (受)「3分したけど、まだ上澄みがひたひただよ。」  (指)「では、もう1分やってみてください。」  (受)「やっぱり、これではダメだよ。団子の雰囲気どころではないもの」(指)「では擂り鉢で練ってみますか。」(受)「えっ? 団子って、そういうふうに作るの?」 (受)「やっぱ、丸めるどころではないよ。」 (指)「では、上新粉をもっと足してみましょう。」  (受)「えっ、粉を今から足して大丈夫?」  (指)「足してから、またチンするから大丈夫です。」  (受)「何分、しますか」  (指)「1分ほど・・・」  (受)「チンしたら、またドロドロになったよ。そうだよね。(指)「そうか、じゃ30秒で良かったかな」(受)「何だか、おかしいよ。温めれば溶けるよね。」  (指)「では、少し冷ましておいてみましょう」  (受)「しばらく冷ましたけど、ドロドロです」  (指)「やっぱりダメですか。では冷凍庫にいれてみましょう。」  (受)「え~っ、大丈夫なの?」      しばらくして・・・、  (指)「やっぱりダメですね。今日は三色団子は失敗と言うことで・・・」って。指導者というのは、「失敗しないだけの、十分な知識」があって、教えているんじゃないの? この講座のことはいろいろな広報で見かけたので、何度も開催しているようだけど、、如何に初心者向けの講座でも・・これは。

教育という言葉はどこでも通じます。「他人に物事を教えるということは、自分自身がしっかりとした知識を身に付けて、さらに教えるための特別の努力をして、授業開始から終了までイメージした教案を作り、頭の中でそれを確認しながら、生徒の目を見ながら教え進める」のが、教育の基本だと思いましたが・・・。今日の授業は・・・・・・?
かくして配られたのは・・・・、団子味の糊のようなものでした