たまりば

地域と私・始めの一歩塾 地域と私・始めの一歩塾府中市 府中市


生涯学習と社会教育についての研修



先週、社会教育委員研修会全国大会が山梨で開催されたので参加して来ました。その中では社会教育いわゆる学校教育以外の教育の場は如何にあるべきかという議論がなされました。参加者は北海道から沖縄まで、1000人を超す盛況のうちに活発な討議がなされました。やはりそれぞれの地域で「如何に社会教育をするか」「如何に生涯学習を活性化するか」という理念をかかげて、いろいろな企画を立てているものの成果を挙げるのは難しいとのことでした。この参加により、地元の市の社会教育にもまだまだ多くの課題があることに気づかされました。研修会を盛り上げるためにアトラクションで地元の「風林火山よさこい」が披露されました。

翌日の分科会は「社会教育如何にすべきか」の分科会に参加しました。分科会会場は有名な山梨美術館、に隣接の「県立文学館」でした。リンゴのモニュメントがあったり、

山梨ゆかりの文學家の展示がされていたり

岡本太郎のモニュメントなどもありました。 わずか2日ではありましたが、全国の社会教育委員の方々との交流は非常に有意義な研修となりました。








  • 信用を売る・・・・・



    昨日、商店街リーダー塾の講義を受講して来ました。
    講師は岡崎市で「まちゼミ」を立ち上げた松井さんでした。17日(水)の朝日新聞でも大きく採り上げられていましたが、その翌日にご本人の講演を聞けるとは思ってもいませんでした。講演の内容は、「小売店は大規模店に押されて、どんどん閉店している。後継者難でもある。小売店がいくら頑張っても「価格や品揃えでは太刀打ちできないから、売り上げ減も仕方がないと、どんどん廃業する方向に進んでいる。」そこで、諦めずに何かを始めれば何かが変わると立ち上がったのが、商店街副理事長のこの人でした。街なかで、少数の市民を対象に自店の自慢できるものを講義する。「品質の良さや、その作り方、考え方などを惜しみなく公開する。そこでは販売や契約の強制は一切しない。安心して参加し、市民が知りたいことをしっかりと教える。」というコンセプトでの取り組みでした。10年前のスタート時点では2ヶ月で10店舗200人弱の受講でしたが、今年度は3ヶ月で74店舗1800人の受講となりました。この間に売れたのは商品ではなく「顧客が知りたいことを無料で学べる。モノを買う時には、何でも教えてくれ、信頼できる店員さんがその店にいる」 つまり店でのあたたかな交流で育まれた信頼感、そして商品に関する信頼できる知識でした。これが「信用出来る店、買っても安心な店」として市民の意識に入りこんだということになります。こうして、人通りの少なかったその商店街は「店を信頼する市民が固定客として戻って来て、大型店舗のように安く出来ない品物でも、どんどん買ってくれる。売上もどんどん伸びる活気ある街になった。」という話でした。まだまだ成功の事例は尽きないようで、説明しきれず時間が短いことが残念と思えるほどの感動的な話でした。こういう取り組みを始めたのが、新聞に紹介された立川の商店街でした。こういう取り組みをする商店街がどこかにあれば、NPOとして協力したいと考えています。とても有意義な講座でした。








  • 富士山頂に尖塔???



    一見、富士山に見えますが、富士山頂には尖塔はありません。 これは富士山ではなく、何度かアップした茨城の名山の筑波山です。同窓会のため帰省して来ましたが雨が降っていて、麓の方は雲に隠れていました。一部分だけを見ると、きれいな富士山に見えます?ね。

    筑波山の裾野を見てみると、このようになが~~く続いています。


    10月になると、やはり秋の気配で、紅葉が始まっていました。

    自分自身の現在の活動状況: このところ商店街リーダー塾という講座を受講しています。自分自身は商人ではないのですが、
    こういうところで商店主の方々と机を並べて、講義を受けていると、店主の苦労が分かります。如何に街の活性化、商店街の活性化を図ろうとしているか、それを知ることは一市民として、また一消費者として、商店街のために、どのような活動ができるかを学ぶ有効な学習の場になります。そして、いつかは商店主の方々と消費者グループが協働で街を活気づかせるような取り組みが出来ればと考えています。