たまりば

地域と私・始めの一歩塾 地域と私・始めの一歩塾府中市 府中市


甲冑てづくり 説明会は30日 午後2時 東府中で。



甲冑を手作りしませんか。手作りのための説明会を、次の土曜日午後2時から開催します。ご興味のある方は是非ともお出で下さい。


会場は京王線「東府中」駅 徒歩1分の「むさし府中商工会議所」です。 説明会参加者は無料駐車も可能です。

もちろん、説明会で主催者の状況を理解して頂くための機会ですから、参加は無料です。(前号にも詳細が)

少しでも興味がありましたら、是非とも一度のぞいて見てください。

上の写真は府中駅前にある「ル・シーニュ」(このビルの5,6階には市民活動支援センター ’プラッツ‘ があります。プラッツとは市との連携で市民の自主的な活動を支援している機関です) 

そのプラッツに接したバルトホールにて展示された時のものです。

完成を聞きつけた、ある方が某「催し物の賑やかし」に、是非とも展示して欲しいとの要請があったのです。

完成後初舞台となった記念の出番でした。



もちろん、これだけのものを全くのゼロから取り組むわけですから、難しい部分もあります。

上の写真は「前胴」の作成途中のものです。

ここまでに厚紙を2枚貼り合わせて、木工ボンドで張り合わせ、さらにその上にボンドを2回塗り固め、
その次は晒のような黒布をボンドで巻いて密着させます。その上にボンドが1回、ペンキを乾いては塗り、乾いては塗りで3回塗り固めます。

次に赤糸の縅を通すために、ポンチで穴を開けた状態がここまでです。
金属的な風合いも出て、強度も非常に強くなっています。雨にも風にも
全く影響をうけません。

上部の茶色の布の部分は鎧用の「正平布」という特別の布で装飾します。




赤糸縅です。一本ずつ、縦に、穴を通していきます。




これは後胴です。徐々に形が整ってきます。装飾用の横糸はまだ出来ていませんが・・・。
ここに色違いの糸で縁取りをして、さらに金属風(プラスチックです)の金色の金具を取り付けると、どうみても金属製の鎧に見えてきます。



胴の下部には大腿部を守る草摺りという部分を下げるために、糸を垂らしておきます。

いろいろな段階を経て、少しずつ取り組むことで、最終的には冒頭の写真のように全身が完成します。

まだまだ府中市内で。この型の甲冑を所持する人は数人しかいないので、是非とも10人にはしたいと思っています。

10人いれば、府中市の甲冑隊と大きく宣伝することが出来ます。集団としての体系が整えば、出番は無限に広がります。
いろいろなイベントにもお呼びの声がかかります。

完成すれば」、大きな達成感を得ると同時に一生ものの財産ともなります。 思い切って、一緒に甲冑隊を発展させませんか。









  • 甲冑を手作り、自分で着用して出陣の機会を。


    この甲冑は自分で製作したものです。完成までには大変な苦労?がありました。

    しかし、これを製作したことで活動の範囲も広がり「出陣」の機会もあって、製作して良かったと思っています。

    ただ府中では、まだ完成品を所持しているのは2,3人だけなので、これを武将隊とか甲冑隊とか大きな声で宣伝をするには寂しい状態です。

    これが願わくば10人、いや少なくても5人が所有するようになると活動の場は大いに広がり、ホームページなどで宣伝すれば、いろいろな方面から「イベントの賑やかし」に「武将がいるにふさわしい行事に賛助出演を」などの声がかかって忙しいくらいになると思うのですが・・・・。



    そういうことで、これから製作に取り組んで見たいと思われる方がおりましたら、是非とも製作講座説明会においでください。説明会の詳細は末尾に記します。



     製作は大変と言えば大変です。しかし、完成した時の達成感は最高です。

     上の写真は型紙に合わせて切り出した「厚紙」をボンドで貼り合わせて、その上にさらにボンドで2回塗り固めて、
     その後晒布を密着させたものです。すべての部品がここから始まります。

     型紙に合わせて切り出した各部品にボンドを塗り重ね、その上に晒(さらし)布を巻き付けて密着させ、
     この上に再度ボンドを塗り乾かし、その上から黒いペイント(工作用の塗料)を塗っては乾かし、塗っては乾かしで3度塗り重ねます。


     この写真は胴の前面ですが、ペイント3度塗りが済んだところです。ポンチを用いて数千個の穴をあけてあります。この穴に鎧専用の縅用の 糸を通します。装飾も施します。




     縅の糸を通して、出来た前胴と後胴です。



     前胴を前面から見たところです。ここまで来ると、かなり強化された状態で、ペイントの光沢も出ているので重厚感が出て来ます。
     雨などの場合でも、全く悪影響を受けることはありません。

     このあたりからプラスチックとの差がはっきりします。



     話が前後しますが、これは胴の部分に下がっている草摺という部分の裏側です。まだ作業中ですが、これは胴とつないで、「ゆるぎの糸」という柔軟性のある吊り方で吊るします。



     いよいよ近づいて来ましたが、

     3月9日(土)午後2時から、東府中駅から徒歩1分の「むさし府中商工会議所2階の会場」で説明会を開催します。

     興味のある方は、是非お出かけください。





    今月2回とも同じ会場で、同じ内容で説明しますので、どちらの回でも結構です。

    多くの方の来場をお待ちしております。