古文書の勉強は楽しい 

soushin2

2024年07月01日 20:56

古文書の一部です。
一見しただけでは読解が困難ですが、だんだん慣れてくると楽しくなってきますよ。
テレビや映画で昔の人々の話し言葉を知ることが出来ますが、それはあくまでも時代考証でのこと。
それが真実かどうかは分かりません。しかし、こうして当時の本物の文書を見ると、
どのようなコミュニケーションがなされていたのかがよく理解出来ますね。



当時の人々の言葉が分かったことで、当時の娯楽も気になりました。
そこで、昔のことをさらに学ぶべく調布市にある市民歌舞伎に入会しました。
今までシニア演劇に挑戦していたのですが、演劇のセリフは「意味が変わらなければ、少しぐらいアドリブで」ということで
周囲に合わせてセリフも変わることがあります。

しかし、歌舞伎は所作もセリフも昔のままに変わらずに永年にわたり継承されてきた演技ですので事実に近いと感じます。
調布市民歌舞伎は来年の公演に向けて稽古が始まりましたが、昔の言葉をそのまま覚えるために頑張っています。
ここでの歌舞伎は舞台装置も衣装もカツラもすべて本物で取り組みます。違うのは、中身がすべて素人の市民であることです。
古文書の話から話題が逸れて来ましたが、昔のことを理解するための趣味は面白い分野のものがあります。