たまりば

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早く外出できるように・・・。 サイクリングロードは初夏の風が吹いています。




世の中は、まだまだ外出自粛で人と人の接触が憚られる状態ですが、家に籠ってばかりいると気が滅入って来ます。
そんな訳で、三密を避けられるところを考え、気晴らしに散歩に出てみました。

 わざわざ遠くまで行かなくても、意外と自然を楽しめるポイントがあります。

上の写真は多摩川にかかる稲城大橋です。ちょっと近づいて視点を変えてみると、こんなアングルもありますよ。




その地点から振り返ってみると、こんな風景になりました。遠くから見ているだけでは、なかなか見えない景色ですが、少し近づいてみると
こんな風景も見えてきます。



風の道を歩いて上流方向に進むと、こんな風情ある柳の木がありました。
かつて中国では、別れ際に柳の枝を折って手渡すという風習があったと言います。

漢詩の名作の中には「楊柳」を詠んだ名詩も沢山あります。
楊柳には春の訪れをあらわす風流な樹木となる場合もあれば、
その枝を折ることが別れを意味するという寂しさを詩的にいう場合もあるようです。

別れを意味する楊柳とは、多分この写真のような か細い樹木であったのではないかと思います。

人と人の別れは辛いものですが、目に見えないウイルスには早く別れを告げたいものです。


感染の心配が無くなったら、気持ちよい風を浴びながら、こんなふうにサイクリングでもして、思い切り美味しい空気を吸いたいものです。
この葉は、カナメモチと言う樹木です。こんなに鮮やかな紅色?になります。多摩川の堤防沿いには、たくさん生えています。